こんにちは。
美味しいもの探検隊のyukoです。

フランスに留学生として住んでいた頃、フランス人学生の一人暮らしのアパートに遊びに行くことがありました。
そこで気が付いたことがあります。洗濯機は持ってないのだけどオーブンはあるということ。

どうやらオーブンはフランス人の食生活には欠かせないものの1つなようです。
私が借りていたアパートも小さい冷蔵庫とオーブンが付いていました。

日本にいた頃は、オーブンはお菓子を焼くときに使うくらいでしたがフランスにいる今はオーブンはフル回転の日々です。

オーブンの魅力
オーブンのいいところは、ほったらかしにできるという所です。
コンロの場合は焦げ付きが気になったりとどうしてもそばを離れられないことが多いもの。
オーブンは、温度と時間をセットしてしまえばお料理のことをすっかり忘れてタイマーがなるまで別な作業に没頭できます。
次にお客様などが来たときはいつもより多めに料理を作らなければなりません。
オーブンを使った料理は量を簡単に増やせるメリットがあります。
手間がかからないのがオーブン料理の魅力です。

フランスのオーブン料理
フランスの家庭料理はオーブンを使ったものが沢山あります。
冬の代表料理のグラタン。
これは中身をじゃがいもにしたり、カリフラワーにしたり、ブロッコリーにしたりと
バリエーションがかなりあります。
お肉をフライパンで焼いている間に、オーブンで付け合せのグラタンを作る。
こういうパターンがとても多いです。
キッシュなどもオーブンで焼きますし、ケーキにも大活躍。

フランスのオーブン
フランスには、2種類のオーブンが存在します。
オーブンを使う加工食品にも、2種類のオーブンのやり方と温度がきちんと説明してあります。
ガスオーブンと電気オーブン。
ガスオーブンは、点火にちょっとしたコツがあります。
つまみを押さえながら、着火マンを使ってオーブンの底に点火します。
私の1代目のオーブンは、ガスでしたのでかなりなれるのに時間がかかりました。

現在は2代目の電気オーブン。
こちらは、温度をパネルで設定すればいいだけなのでとても簡単です。
オーブンに関しては、今は電気オーブンを使っている家庭が多いように思います。

オーブンの国だけあって、オーブンに向いている調理器具も豊富です。
代表的なのは、ルクルーゼ社のお鍋。
コンロでも使用できて、オーブンにふたもつけて入れても大丈夫という優れもの。
これさえあれば、鳥の丸焼きなどは簡単にできてしまいます。
そのまま食卓にだしてもおかしくないデザインとカラーバリエーションはさすがです。

合理的なものを好むフランスの人にとってオーブンは生活する上で大切なパートナーなようです。





オーブンを大活用のフランス人